2025/08/13 17:45

当店についての自己紹介的なブログです。

仕入れ、撮影、販売、商品登録まで全て店主一人で行っているうつわ屋「M’s homelife(エムズホームライフ)」について書いております。実店舗のない当店、普段はweb shopが基本となり、たまにイベント出店を行っております。顔の見えないやりとりが多い中、少しでも当店を身近に感じて頂けると嬉しいです。

M's homelife(エムズホームライフ)について

M’s homelife(エムズホームライフ)。これがお店の名前です。

好きだった雑貨や器を扱うお店をしてみよう!と思い立ってはみたものの、お店の名付けには少し悩みました。

そして決めたのが、「M’s homelife(エムズホームライフ)」です。もう少し柔らかい感じのひらがなの店名にしておけばよかったなぁと思うこともありますがこの屋号で長らくやって参りましたので今後も変える事なく続けていくつもりです。

M's homelifeを直訳すると、M's=Mari's「Mari(私の名前)の」、homelife=「おうち生活」。

「homelife」といった言葉が英語圏に存在するのかどうかはわかりませんが、家の中で過ごす何気ない日常をやんわりとした雰囲気で表現したくて勝手に作ってしまいました。

小さな幸せにつながる存在でありたいのです

家の外には楽しい事や刺激的な事で溢れているし、食べる事や観る事を堪能する場所は沢山あります。私もそういう場所に出かける事は好きですが、それでもやっぱり家に帰ってくるとホッとするのです。

ただいまの瞬間の安堵感。派手でもなく豪華でもない家の中で流れるのは平凡な時間。刺激は確かに少ないけれどそこは安らぎで満ちている。日常の中にこそ小さな幸せがつまっていて大切にし守らなければならないものだと私は感じています。当たり前にそこにありすぎて見落としてしまいがちな小さな幸せを丁寧にひろい上げていくことが味わい深い人生へと導いてくれる気がしています。

とはいえ、感情の起伏は誰にでもあるもの。忙しかったり体調次第で隣の芝生が青く見えがちになったりすることは誰にでもあるものですよね。時には、小さな幸せでは物足りず色あせて見えてしまうことも。
そんな時、暮らしの中でふれる道具やインテリアに助けられて気持ちに余裕が生まれることがあるはず。家事を頑張る動力になったり、癒しの存在になり気持ちを落ち着けてくれたり。穏やかな日々への橋渡しをしてくれるのです。ちょっとした余裕が生まれると色あせて見えた小さな幸せがまたキラキラ輝きを取り戻すから不思議です。

当店で扱ううつわや雑貨が、お選び頂いた方の日常に寄り添い、小さな幸せにつながる存在になればいいなぁと強く願っています。

ロゴについて

当店のロゴは鳥さんが主役。こちらのロゴはお店を始めたころから梱包用のスタンプとして使用させて頂いて以来ファンの「はんこどり」さんに作っていただいたもので私の宝物のひとつです。はんこどりさんは海外の方にも人気の消しゴムはんこ作家さん。絵柄が可愛いのはもちろん、彫りの仕上げが美しく手彫りということが信じられなくなるほど。当店のロゴのおうちの屋根のくるくるとなっている部分や鳥さんの羽模様を見ていただくとその細かさが伝わるのではないでしょうか。不器用世界代表の私からするとどうしてこの様なことができるのか謎でしかありません...。
 
 ロゴを作ってもらった際にお伝えしたイメージは、魔女の宅急便のように鳥さんがお届け物を運ぶ姿。気持ちを込めて送り出したうつわたちを鳥さんがお届けする姿をデザインし消しゴムはんこに仕上げてくれました。何故鳥なのか...それは店主の完全なる趣味です!笑
 
 当店では押印用のはんことホームページやショップカードなどで使用させて頂くロゴ用のデジタルデータを作っていただきました。デジタルデータであっても、はんこどりさんは「一度はんこを作ってから、押印した絵柄をスキャナーで読み込んでデータ化する」という方法で作ってくださっているのではんこ特有の「かすれ」が自然に出ていてデジタルのデータも温かみが感じられるところがお気に入りポイントです。

 作っていただいたロゴはんこを使ってWEB SHOPでは梱包用段ボールに、イベント出店では紙袋などに色々と押印しておりますので当店をご利用いただいた際はぜひじっくりご覧いただけますと幸いです。(ちなみに私が押したはんこの中にはかすれやにじみ、時には二重になっていたり切れていたりする場合がございますが、不器用世界代表の技と受け止めて下さい。全てアジです笑)  

雑貨屋からうつわ屋へ

もともとうつわが好きだったこともありうつわの割合は多めでしたが、「雑貨屋」という認識でいたため、植木鉢やインテリア雑貨も昔はもう少し多く置いてありました。「雑貨屋」を見るのは好きだったしインテリア雑貨も好きだったので何の意識もなく取り扱っていたのですが、だんだんと扱う商品が「食」に関わるものが多くなってきました。これは、紛れもなく私が「食べることが好き」「作ることが好き」だからでしょう。自然とそうなっていきました。

 植木鉢やインテリア雑貨も「可愛くて好き」なのですが、植物を育てることも出来ない、なるべくも物を増やしたくない私には「販売」することができませんでした。今思えば、そりゃそうだ、、、なのですが。アピールポイントのお伝えが出来ないのですから当たり前ですよね。うつわだと「こう使ったら可愛い!」とか「これは使い勝手がいい!」とか「これは映えるぞ!」など手にしたときに色々と考えが浮かぶのですが、植木鉢やインテリア雑貨などは「可愛い」しか出てこないのです。もちろんそれは大事なポイントなのですが、それはもうM's homelifeで買っていただく意味があるのだろうか、と思うようになりました。昔は「雑貨屋」と記していたものも「うつわ屋」と変えていったのもその頃からです。「可愛い」ものには弱いので今でもうつわ以外の雑貨を扱うことがありますが、その時は「可愛い一本鎗」でアピールしていきたいと思います笑


おまけ:実は木工品を販売していたことも。時間と体力が足りずやめてしまいましたが割と好評でした◎(我ながらやっぱり可愛い)