2025/08/23 23:34
明日でお盆休みも終わりという方も多いのではないでしょうか。
お仕事だった方は本当にお疲れさまでした。
私は久しぶりにめいっぱい焼き菓子やパン作りを楽しんだり、取り組みたかったPC作業をやりはじめたりと、
忙しくもストレスフリーな毎日を過ごしていました。




さて、昨日は8月15日。
今年は戦後80年ということもあってか、例年より戦争に関するドキュメンタリーが多いように感じます。
小学生の頃は第二次世界大戦を「ずいぶん昔のこと」だと感じていましたが、
大人になった今では「たった80年」と感じます。
短い期間で復興をささえ発展させてきた方々の逞しさには、敬意を抱かずにはいられません。
幼い頃、毎年のように放映されていた「火垂るの墓」が、今年は久しぶりにテレビで放送されていました。
小学生の頃の私は、全体的にトーンの暗いこの作品があまり好きではありませんでした。
大人になって改めて見てみると受け取る印象はまったく異なり、言葉にしがたい気持ちが込み上げてきました。
主人公の清太は14歳。当時の14歳はすでに働いてお金を稼ぐことができた時代です。
妹が命を落としたのは「兄の我儘と怠慢のせいだ」という意見もあるようですが、
その見方はあまりに厳しすぎるのではないか。確かに清太は可愛げが足りないかもしれない。
でも、その未熟さを受け止め、寄り添いながら生きる道を示してくれる大人が一人でもそばにいれば…。
最悪の悲劇にはならなかったはずだ。
そんなことを思いながら見終わりました。
この先、また、どこかの国の誰かの強い思想によりあっという間に戦火が広がり、
日本も戦争に巻き込まれている…そんな未来が訪れないとは言い切れません。
だからこそ世界中の人が「自分ごと」として戦争の恐怖や苦しみを理解し続けることが大切なのだと思います。
こうして、世界平和を望みながらも、もしどこかの国に脅されたら?
一方的に奪われることをされたら?戦わなければ守れないとしたら?
自分は反撃を願わずにいられるのだろうか…。
いや、どんな理由であれ反撃を考えることが戦争加担へと繋がる...?
正直、分かりません。
今の私には正解は分かりませんが平和について願い考え続けていたいと思います。